私はデザイナーにあこがれています。
でも漠然としていて、そもそも何を最初に準備するのかすら分かりません。
無知な私にも分かりやすく準備のことを教えてほしいです。
実は、準備と言っても特に難しくないです。
もちろんデザイン経験的なものがなくて大丈夫です。
以下の手順で進めましょう。
結論
- マインドセット
- パソコンを準備する
- Adobe アプリケーション(IllustratorとPhotoshop)を準備する
- 学習方法を選ぶ
記事の内容
- 気持ちの切り替え方法
- 準備するモノについて
- 学習方法について
この記事を書いた人
【主なWebメディアの実績は以下です】
>HOUSTO-おウチの収納.com
>売場の安全.net
そして私はデザイン学校に通わずに、営業マンから独学でデザインを習得して、独立しました。
この記事はこんな人にオススメ
- デザイナーにあこがれれを持っている人
- デザイナーについてまったく予備知識がなくて困っている人
- AdobeCCをどう買うかわからない人
この記事を読むと、準備するモノとコトについて、なぜ必要かどんな役割があってメリットとデメリットがあるのかを簡単に理解することができます。
1.デザイナーになるためのマインドセットを行なう
まずマインドセットを行ないましょう。
デザイナーの喜びの部分、思い込みの払拭、どうなれるのかを知っておけば、ある程度整理がついた状態からスタートを切れることになります。
マインドセットは5つです。
マインドセットについては詳しく書いた記事がありますので、こちらをご覧ください。
2.デザインに必要な設備を準備する
必要な設備は、以下の3点です。
1.はパソコン、2.と3.はグラフィックデザインをするアプリケーションです。
これらはこれからデザインを作っていく上で絶対に必要になってくるもので、準備が必要です。
一つずつ解説をしていきます。
設備①.パソコンを準備する
デザイン制作の母体は、スマホやタブレットではなくパソコンがベストな選択です。
パソコンで行なうデザイン一連の業務
- デザイン制作をする(Adobeアプリケーションを使う)
- 依頼者(クライアントなど)との連絡やデータのやり取り
今はスマホで何でもできてしまうし、タブレットはパソコン並みに進化しているでしょ?
パソコンじゃないとダメなの??
とツッコミがあるかと思います。
ちなみに、スマホやタブレット(iPadなど)でデザイン制作を行なう不都合を挙げますと、
という点です。
ラフ(手描きなどのイメージ)を作るまではスマホやタブレットで行なって、清書(本番データ)はパソコンで制作することが望ましいです。
画面サイズが小さいと単純にやりづらいですし、100%表示(原寸表示)で実際のサイズ感が把握できません。
サイズ感がつかめないと、画像のサイズも文字のサイズも適正サイズが分からなくなるので、結果として良い方向へ着地できなくなります。
また、データの受け取り側(印刷会社など)の環境に合わせる必要があります。
ですので、スマホやタブレットではなく、パソコンをデザイン制作の母体としましょう。
WindowsでもMacでもOKですが、パソコンの個体性能は最低限必要なスペックのものを選びましょう。
どんなパソコンを選べばよいか、こちらに詳しく書いていますので、ご覧ください。
設備②.Adobeアプリケーションを準備する
Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)を準備する
Adobe Illustrator(通称:イラレ)はデザインレイアウトを組み立てる、デザインパーツを作る、イラストを描く、といったことをするために必要なアプリケーションです。
簡単に言うとIllustratorは以下の作業をします。
とりあえずざっくりと、そういうをやるアプリケーションだと思ってください。
デザインアプリケーション=Adobeとなっており、業界標準となっているなので、デザインする側もデザインを受け取る側も、このAdobeで制作されたデータでやり取りをします。
そのため、このAdobeアプリケーションの使用は避けて通れません。
Adobe Illustrator(通称:イラレ)はデザインレイアウトを組み立てる、デザインパーツを作る、イラストを描く、といったことをするために必要な業界標準アプリケーションなので、絶対に必要になります。
Adobe Photoshopを準備する
Adobe Photoshop(通称:フォトショ)は、写真を補正・合成する、画像を加工する、精密なペイントをする、デザインレイアウトを組み立てる、デザインパーツを作る、といったことをするために必要なアプリケーションです。
Photoshopは簡単に言うと、以下の作業をします。
とりあえずはざっくりと、そういうことをするアプリケーションだと思ってください。
Adobe Photoshop(通称:フォトショ)は写真や画像を補正したり、精細なペイントをすることができるアプリケーションです。
デザインレイアウトを組み立てる、デザインパーツを作る、イラストを描く、といったこともできるオールマイティな業界標準アプリケーションなので、絶対に必要になります。
IllustratorとPhotoshopの役割について、こちらに詳しく書いていますので、ご覧ください。
単体で揃えるよりもお得な「Adobe CreativeCloudコンプリートプラン」で検討しよう!
Illustrator とPhotoshopを単体でそれぞれ購入するより、他のAdobeアプリケーションも使えるオールインワンになっている「Adobe CreativeCloudコンプリートプラン」を検討してみましょう。
単体の場合
- Illustrator 2,728 円/月 (税込)
- Photoshop 2,728 円/月 (税込)
→年単位で計算すると、この2つだけで65,472円(税込)
Adobe CreativeCloudコンプリートプラン
- コンプリートプラン 6,248 円/月 (税込)
→年単位で計算すると、すべてのアプリケーションが使えて74,976円(税込)
コンプリートプランの方が9,504円高い計算になります。
しかし、以下のようなことがあるためコンプリートプランをオススメします。
コンプリートプランを安く買う方法
- Amazonで年に数回セールがあり、だいたい40,000円くらいで買える
- デジハリのAdobe公認スクールのAdobe CC付きオンライン講座で39,980円で買える
こちらの安く買う方法であれば、コンプリートプランにしないと逆に損です。
単体でIllustrator とPhotoshopしか購入しなければ、本当にその2つしか使えません。
それよりも、安く買えてすべてのアプリケーションが使えるコンプリートプランの方が断然お得です。
以下の記事で、AdobeCCを格安で買う方法を書いていますので、ぜひ読んでみてください。
Amazonセールを狙うか、デジハリのオンライン講座を受講する前提で買うか、どちらかの方法でコンプリートプランを買うことをオススメします。
デザインの学び方を考える
最後は学び方を考える必要があります。学び方には大きく2通りあります。
学び方2つ
- デザイナースクールや個人レッスンで習う
- デザイン教本やオンラインスクール、YouTubeなど独学で学ぶ
どちらの方が正しい、というのはありません。
なぜなら、合う、合わないは人によって違いますし、どれだけデザインの理解を深めるかどうかもその人次第だからです。
それぞれのメリットとデメリットを挙げてみましょう。
【デザイナースクールや個人レッスン】
◯メリット | △デメリット |
---|---|
カリキュラムに沿って教えてくれるので自分で計画を立てなくて良い | 自分の進め方で学習できない |
わからないところを質問できるのでダイレクトに理解できる | それなりの費用がかかる |
仲間ができるのでやる気をキープしやすい | 理解が深まるために必要な時間が短い |
デザイナースクールや個人レッスンは、自分で進めていくことに不安がある場合やメンター的な立場の人が必要な方にオススメです。
【独学】
◯メリット | △デメリット |
---|---|
自分のペースで学習できる | 自分で学習計画を立てる必要がある |
安価で学習ができる | すべて自分で調べていく必要がある |
時間をかけて理解を深める事ができる | やる気をキープすることが難しい |
独学は、自分でコツコツと理解を深めながら進めたい人にオススメです。
私は自分のペースで自由に進めたかったので、デザインの基礎を学べる本、IllustratorやPhotoshopの教本を買って学習をしました。
どちらが正しいということもないです。
強制される学習ではなく、自分自身のための学習ですから、自分のあった学習スタイルを選んでください。
まとめ
長くなったのでまとめます。
デザイナーデビューに必要な準備は4つです。
- マインドセットが必要
- パソコンが必要
- Adobe アプリケーション(IllustratorとPhotoshop)が必要
- デザインの学び方を考える
まずは、デザイナーの喜びの部分、思い込みの払拭、どうなれるのかを知っておきましょう。
1.マインドセットが必要
- デザインは人に喜ばれる=お金になりやすい
- デザイン=センスだという勘違いをなくす
- オリジナルのデザインを生み出そうとしない=模倣する
- デザインの評価を怖がらない
- デザインの仕事は独立を目指しやすい
マインドセットについては詳しく書いた記事がありますので、こちらをご覧ください。
次に、デザイナーとして活躍するために必要な設備を知っておきましょう。
2.パソコンが必要
- デザイン制作をする(Adobeアプリケーションを使う)
- 依頼者(クライアントなど)との連絡やデータのやり取りを行なう
スマホやタブレットでは、作業効率やサイズ感の問題、クライアントとのデータ形式上の問題があるので、ラフ制作にとどめて、本制作はパソコンをベースとして行ないましょう。
どんなパソコンを選べばよいか、こちらに詳しく書いていますので、ご覧ください。
3.Adobe アプリケーション(IllustratorとPhotoshop)が必要
- Adobe Illustratorを準備する
→デザインレイアウトを組み立てる、デザインパーツを作る、イラストを描く、といったことをするために必要なアプリケーションです。 - Adobe Photoshopを準備する
→写真を補正・合成する、画像を加工する、精密なペイントをする、デザインレイアウトを組み立てる、デザインパーツを作る、といったことをするために必要なアプリケーションです。
IllustratorとPhotoshopの役割について、こちらに詳しく書いていますので、ご覧ください。
◎単体でそれぞれ買うより、全部入りの「コンプリートプラン」の方がお得です。
・Amazonのセールを狙えば、40,000円程でコンプリートプランを買える
・デジハリのAdobe公認スクールのAdobe CC付きオンライン講座なら39,980円で買える
4.デザインの学び方を考える
- デザイナースクールや個人レッスンで習う
・メリット:カリキュラムに沿って学べる・質問できる・仲間ができる
・デメリット:自分の進め方で学習できない・費用がかかる・時間が短い - デザイン教本やオンラインスクール、YouTubeなど独学で学ぶ
・メリット:自分のペースで学習できる・安価で学習可能・時間をかけられる
・デメリット:計画を立てるのが難しい・質問できない・モチベーションのキープが難しい
→どちらが正解、ということはなく、自分が進めやすい方法を選ぶことが大切です。
以上です。
いかがでしたか?
この4つを準備すればあなたもデザイナーとして活躍することができるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!