何にも考えずに就職しちゃたけど、入社して3年たった今、何かやっておけば良かったな、と思っています。
いつまでも安定した給料をもらえるとも限らないし。。。
デザイナーさんて、何だか良いですよね。ぼんやりと憧れがあります。
でも自分にはたぶん無縁の世界だとも思っています。。。
私も入社して3年くらいたってから、同じようなことで悩みました。
そして私もデザインにはまったくの無縁でしたが、数奇な運命を辿り、今はデザイナーです。
結論から言います。
結論
- デザイナーになるために、センスはいりません。楽しく覚えていけるかどうかが大切。
変に身構える必要はありません。
気持ちがあれば、センスなしの状態でOKです。
楽しくなるための正しい手順で進めていけば、IllustratorやPhotoshopも覚えられるし、センスもどんどんUPしていきます。
この記事を書いた人
【取り組み】
複数企業の外部デザイナーとして活躍しつつ、未経験者のデザイナー育成事業を展開。
【主なWebメディアの実績は以下です】
>HOUSTO-おウチの収納.com
>売場の安全.net
そして私はデザイン学校に通わずに、営業マンから独学でデザインを習得して、独立しました。
この記事では、ぼんやりとデザイナーにあこがれはあるけれど、まったく未経験で自分にはセンスがないからムリ、と思っている人に向けて書きます。
読めばきっと、デザイナーになろう!と少し気持ちが前に向くはずです。
デザイナーは楽しむ気持ちがあれば誰でもなれる!センスは「積み重ねる」もの
センスがない!だから自分にはムリ!
そう思っている人は、本当にもったいないです。大切なのは、気持ちです。
「デザイナーはセンスがある特殊な人」ではありません。
私を含め、だいたいの人が凡人からスタートしています。
IllustratorやPhotoshopというプロ向けのアプリケーションを使えるようになったという満足感から、何か簡単なものを作って褒められて、何となく楽しくなってきて、友達にデザインを頼まれたりしているうちに、徐々にプロっぽく作れるようになった、とそんな感じだと思います。
「楽しくなり始めるゾーン」まで行ければ、続けられるのでセンスが自然と身につきます。
それ以後は、ほとんどずっと楽しいです。
ポイント
- 創作感と達成感や満足感
- センスがどんどん身についていく喜び
- 自分のセンスが受け入れられる喜び
- エンドユーザーの近い未来をハッピーにできる喜び
- 対価を得られる喜び
先へ繋げるため、楽しく取り組めるように進めることが大切です。
楽しく続けるための手順は?
あまり良く知らない世界だし、そもそも何をどう楽しくやればいいの?
パソコンは苦手だし、Illustratorなんてそんなとんでもない、、、
ここで闇雲にいろいろとやってみて、いろいろ思い悩んだりすると絶対に嫌になってしまいます。
取り組む手順を間違えないようにしたいですね。
以下のような取り組みをすると、ムダなく「楽しくなりはじめるゾーン」まで行けると思います。
ポイント
- まずはIllustratorとPhotoshopを買う
- Illustratorの基本操作(文字入力・ペンツール・パスファインダー・クリッピングマスク)だけを覚える
- Photoshopの基本操作(切り抜き・補正・レタッチ・合成)だけを覚える
- Pinterestなどで自分で作れそうなデザインを選び、トレースする
1.まずはIllustratorとPhotoshopを買う
なにはともあれ、IllustratorとPhotoshopは必要です。
高額なアプリケーションですが、サブスクリプション型なので途中でやめることもできますので、お試し感覚で使い始められるので安心です。
Illustrator(単体プラン) | Photoshop(単体プラン) | コンプリートプラン(Adobe全部入り) | |
1.月々プラン | ¥3,828/月 | ¥3,828/月 | ¥9,878/月 |
2.年間プラン(分割払い) | ¥2,728/月 | ¥2,728/月 | ¥6,248/月 |
3.年間プラン(一括払い) | ¥28,776/年 | ¥28,776/年 | ¥72,336/年 |
以下を参考に、どのように買うかを検討してみてください。
ポイント
- 続けられるか不安な方は、IllustratorとPhotoshopそれぞれの「1.月々プラン」
- 1年間はやるぞ!だけど一括払いは厳しいという方は、IllustratorとPhotoshopそれぞれの「2.年間プラン(分割払い)」
- 1年間はやるぞ!お金も一括で行けるぞ!という方は、IllustratorとPhotoshopそれぞれの「3.年間プラン(一括払い)」
- これからクリエイティブに生きるんだ!と覚悟を持っている人は、コンプリートプランの「3.年間プラン(一括払い)」
こちらの記事にAdobeCCを安く購入する方法を書いていますので、読んでみてください。
AdobeCCライセンス1年付
- 通学不要で社会人も利用OK
- 繰り返し何度も確認できる
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2.Illustratorの基本操作だけを覚える
Illustratorは基本操作だけをササッと覚えてしまうと良いです。
教本通りに覚えていくとなかなか進まなかったり、わかりづらくて挫折したりするので、以下の基本操作だけに絞って覚えましょう。
ポイント
- 文字入力(画面上に文字を打つ・書体を変えて楽しむ・色を変えて楽しむ)
- ペンツール(ベジェ曲線で変な形を描いてみて、奇妙な動きを楽しむ→ABCDEと文字入力して外側をなぞって練習する)
- パスファインダー(丸や四角を作って、合体・切り抜き・刈り取りして楽しむ)
- クリッピングマスク(写真を配置して必要部分だけ表示させる→満足感)
とりあえず「デザインを作れる」最低限のところだけ覚えてしまって、「作る楽しさ」だけを感じ取ってみてください。
これだけに絞れば、挫折はしにくいと思います。
あとのことは、必要に応じて付け足してちょっとずつ覚えていくだけです。
そう考えると、パソコン操作が苦手でも身につけていきやすくなりますよね。
ですので、まずはこの4つだけを覚えていきましょう。
3.Photoshopの基本操作だけを覚える
PhotoshopはIllustratorよりもさらに絞り込んだ基本操作だけを覚えましょう。
最近は簡単なムービまで作れてしまうくらい多機能に進化していますが、覚えることは以下の4つでOKです。
ポイント
- 切り抜き(人物など必要なものだけを切り抜く→満足感大)
- 補正(切り抜き欠損箇所などの処理・ゴミの除去・ゆがみ補正→魔法使いになった気分になれる)
- レタッチ(明るさ・コントラスト・ハイパス処理→職人感)
- 合成(背景と切り抜いた人物の合成など→職人感)
この4つができるだけで、デザイン業務は一応成り立ってしまいます。しかも難しくないし、作業後の満足感が高いです。
Photoshopはできることがたくさんありすぎるので、基本以外のことは覚えようとしなくてOKです。
必要に応じて表現方法などを調べて、その都度その都度手順通りに操作をする。Photoshopはそういう使い方で十分通用します。
なぜなら、上記4つ以外は、使用頻度が低いからです。
使用頻度が低いPhotoshop技を一つ一つ覚えるのに時間を費やすのはもったいないです。それよりも、たくさんの参考デザインを見る方が遥かに有意義です。
とにかく、この4つだけでOKですのでマスターしましょう。
4.Pinterestなどで自分で作れそうなデザインを選び、トレースする
Pinterestを見て楽しむ、ということをルーティンにしてみましょう。
まずは見るクセを付けて、自分の作れそうなものを探す。そしてそれをトレースしてみる。
これつまり、インプットとアウトプットの作業です。
これは、やればやるほどセンスとアプリケーションスキルが伸びていきます。
作れるということや、スキルが上がっている実感を得られるので、この作業は満足感が高いです。
そして、どんどん楽しくなっていくと思います。
多くのデザイナーは、自分のセンスを上げるためこれをルーティンにしています。
週に2〜3本はトレースするというルーティンにしてみましょう。
焦らないことが大切!じっくりと身につけるデザイナーは強い!
パソコンが苦手だし、要領が悪いのか、覚えるのも時間がかかります。。。
このような相談、多いです。ですが、そういう方の大半は焦らずじっくりと身につけるので、結果良いデザイナーになっています。
パソコンが苦手であれば、IllustratorやPhotoshopを覚えるのも一苦労だと思うのですが、じっくりと身につける方が確実に身になります。
そもそも、覚えるのに早いも遅いもないですし、そこを人と比べても仕方ありません。
焦らずに、少しずつできることを増やし、楽しみながら身につけることを目指しましょう。
楽しくなかったら続きません。焦っていい加減にさえならなければOKです。
ポイント
何事にも時間はかかるもの →いろいろと思いを馳せる時間を持てる
と、そう考えてみてください。
そういう時間を持てる人の方が、
ポイント
- きめ細かく仕上げられ、見る人に響くデザインを完成させることができる
- じっくりとセンスを養うことができる
ので、デザインでユーザーの近い未来をハッピーにする力も大きくなります。
こういうデザイナーは本当に強いです。
デザイナーは、スキルをたくさん身につけたもの勝ち、みたいに思われることがあるのですが、決してそうではありません。
小手先のテクニックだけで作ったデザインは、不思議と響かないものです。
じっくりと覚えて、じっくりとセンスを上げていきましょう。
まとめ
デザイナーは特別な存在ではありません。
楽しさを見つけてしまえば、もうどんどん進んでいけます。
結論
- デザイナーになるために、センスはいりません。楽しく覚えていけるかどうかが大切。
先へ繋げるため、楽しく取り組めるように進めることが大切です。
楽しんで進めるための手順
- まずはIllustratorとPhotoshopを買う
- Illustratorの基本操作(文字入力・ペンツール・パスファインダー・クリッピングマスク)だけを覚える
- Photoshopの基本操作(切り抜き・補正・レタッチ・合成)だけを覚える
- Pinterestなどで自分で作れそうなデザインを選び、トレースする
1.IllustratorとPhotoshopを準備しましょう。
買い方は以下の表を参照してみてください。
Illustrator(単体プラン) | Photoshop(単体プラン) | コンプリートプラン(Adobe全部入り) | |
1.月々プラン | ¥3,828/月 | ¥3,828/月 | ¥9,878/月 |
2.年間プラン(分割払い) | ¥2,728/月 | ¥2,728/月 | ¥6,248/月 |
3.年間プラン(一括払い) | ¥28,776/年 | ¥28,776/年 | ¥72,336/年 |
AdobeCCライセンス1年付
- 通学不要で社会人も利用OK
- 繰り返し何度も確認できる
- 翌年以降も継続可能
- 初心者にやさしい動画教材
- プロによる添削付き
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2.Illustratorは挫折しないように、以下の4つだけ最初にマスターしましょう。
Illustratorはまずこの4つをマスター
- 文字入力(画面上に文字を打つ・書体を変えて楽しむ・色を変えて楽しむ)
- ペンツール(ベジェ曲線で変な形を描いてみて、奇妙な動きを楽しむ→ABCDEと文字入力して外側をなぞって練習する)
- パスファインダー(丸や四角を作って、合体・切り抜き・刈り取りして楽しむ)
- クリッピングマスク(写真を配置して必要部分だけ表示させる→満足感)
3.Photoshopは機能が多すぎるので、4つだけに絞り込んでマスターしましょう。
Photoshopはこの4つをマスター
- 切り抜き(人物など必要なものだけを切り抜く→満足感大)
- 補正(切り抜き欠損箇所などの処理・ゴミの除去・ゆがみ補正→魔法使いになった気分になれる)
- レタッチ(明るさ・コントラスト・ハイパス処理→職人感)
- 合成(背景と切り抜いた人物の合成など→職人感)
4.Pinterestなどで自分で作れそうなデザインを選び、トレースする。これをたくさん繰り返して行きましょう。
そして、覚えるスピードは人それぞれです。
焦らずにじっくり覚えましょう。
ポイント
何事にも時間はかかるもの →いろいろと思いを馳せる時間を持てる
その方が、きめ細かいデザインが作れ、ユーザーの近い未来をハッピー力も大きくなります。
総じて、デザインは夢中になれるし、とても楽しい時間を持てる仕事です。
ぜひ前向きに検討してみてください。