副業でデザインの仕事をしている先輩がいるんですけど、あんなふうに会社に勤めながら自分の世界を持っていて稼いでいるっていいなと思っています。
デザインできるっていいよな。。。でも自分にはそんなマネできそうにないです。
実は、デザインの仕事って誰でもできるようになります。そのためにはまずマインドセットが必要です。
難しくないです。かんたんな心構え的なものが最初に必要なだけです。
なぜマインドセットが必要なのか。それは、デザインに対する勘違いや思い込みを取り払う必要があるからです。
その勘違いを取っ払ってデザイナーを目指せば、あなたにも副業で稼ぐことだってできるようになります。
この記事を書いた人
【主なWebメディアの実績は以下です】
>HOUSTO-おウチの収納.com
>売場の安全.net
そして私はデザイン学校に通わずに、営業マンから独学でデザインを習得して、独立しました。
この記事は、私の経験をマインドセットとしてまとめてみました。
この記事を読むと、自分もデザインの世界にチャレンジしてみようと思えるようになりますので、最後まで読んでみてください。
結論は、これからお話するマインドセットを読んで、「私にはムリ」という思い込みを取り払うだけです。それだけでまずデザイナーとしての大切な第一歩を踏み出すことができます。
デザイナーになるための5つのマインドセットとは?
デザインの仕事=色んな意味で私にはムリ、という思い込みをしている人が多いです。
勘違いされていること、や実際どうなの?という不安からなくしていき、目標を作ってみましょう。
1.デザインは人に喜ばれる=お金にしやすい
デザイナーの一番の利点は「人に喜ばれる」「喜びが大きい」というところだと思います。
仕事の依頼者(クライアント)と広告を見た人(エンドユーザー)の二者から喜ばれるので、デザイナーはとても満足度が高い仕事です。
そしてその対価としていただくお金ですが、例えば、クラウドワークスなどで募集しているチラシのデザインは1案件平均で3〜5万円です。意外と良いですよね?
今の会社員の給料に、副業で1案件受注して3〜5万円増えたらどうでしょう?
少し贅沢もできるし、人に喜ばれるし、あなたにとってハッピーな状態になりますよね。
まずは、会社員でいながら副業でクラウドワークスなどの仕事をやってみることをオススメします。
デザインを仕事にするというのは、あなたを含めみんなの喜びが増える仕事だと思ってください。
2.デザインはセンス?この勘違いをなくす
デザイン=センスという先入観をまずなくしてみましょう。
実際に、「デザインできる人ってセンスがある、特殊な能力がある」と言われて、その通りです!と言うデザイナーはいません。
少なくとも私はそんなことを言うデザイナーさんに会ったことがありません。
実は料理と同じなんですね。
普通に毎日の食事を作っている=積み重ねている
だからおいしい料理が作れる。この図式と同じです。
デザイナーも普通に毎日デザインをしているだけです。
デザインも同じで、積み重ねていくほどに上手になっていきます。
ですので最初に、デザイン=センスで成り立っていないのだと、そして積み重ねればあなたにもできることだと認識してください。
3.オリジナルのデザインを生み出そうとしない
オリジナルを生み出すことを考えなくてOKです。
デザイナーってオリジナルを生み出していると思われがちですが、デザイナーはみんな模倣して基準づくりをしています。
オリジナリティを出すために、たくさんのモノをみて研究するのが正しいやり方だからです。
どんなものでもそうだと思いますが、必ず元となるモノがあって今のモノがあります。
例えば今あなたも持っているスマホなんかもそうですね。
完全なオリジナルとして、スマホが突然誕生したわけではないですよね。
デザインも同じで、
あなたが見るそのデザインは、完全なオリジナルではない
ろいうことです。
余談ですが、多くのデザイナー初心者が読んでいる『ノンデザイナーズ・デザインブック』の著者は、本の中でこのようなことを言っています。
プロのデザイナーは、常に他人のアイデアを「盗んで」いるということを覚えておいてください。
出典:『ノンデザイナーズ・デザインブック』
つまり彼らは、常にインスピレーションを求めて、あたりを見回しているのです。
あなたがチラシを作るなら、あなたが本当に気に入るチラシやテンプレートを見つけて、そのレイアウトを使いなさい。
ただテキストと画像は自分のものを使うのです。
そうすれば、そのチラシはあなた自身のチラシになります。
–(中略)–
それは応用することで変化して、あなた自身のものになるのです。
私たちはみんなそうしています。
ですので、ムリに完全なオリジナルを生み出そうとせず、
オリジナリティあるものに昇華させるよう、常にいろいろなモノを観察する
というのがデザイナーには必要なマインドです。
ではどうやって「模倣」を行なうのか?ですが、
最も簡単な方法は
Pinterestで良いデザインを見つけて、100%トレース(模倣)をする
ことです。
「Pinterest」というデザインを集めた便利なサイトがあります。
ここから良いと思えたデザインをデスクトップに保存して、IllustratorやPhotoshopでデザインをなぞる、ということをやります。
もしIllustratorやPhotoshopがない、使えない場合でもこれはやれますので安心してください。
IllustartorやPhotoshopを使わないでトレースをする方法は、印刷をして白紙を上にしてなぞる、または画面を見ながら鉛筆で描く、などです。
大切なのは「手段」ではなく、
「プロのデザインの特長や利点を掴む」
良い色使いをしているな、とか、ここのところがかっこいいな、とかそういう「良さ」を手を動かして掴むということです。
やってみると分かりますが、これほど勉強になることはありません。ぜひやってみてください。
いまでも私は、良いデザインを見つけると、自分のデザインのストックにしたくてすぐにトレースをします。
オリジナルでデザインを生み出そうとせずに、プロのデザインを模倣して応用すればデザインはできますので、オリジナルとかセンスという概念をなくしましょう。
4.デザインの評価を怖がらない
「どうせ最初は良いデザインなんて出来ないんだし、わざわざ凹むような事をしたくない」
「センスが無いと思われたくない!」
「私にもプライドはある!」
あなたはそう思うかもしれません。
ここもデザイナーになることをためらう壁になっていることが多いです。
私もそうだったので、とても良く分かります、その気持ち。
とは言え、ですが、
デザインは見てもらうことで評価がされ上手になっていきます
そこで、プライドを傷つけないで成長するために実際に私がやっていた方法を2つ紹介します。
1.最初は褒め上手な人に見せる
最初は、できるだけ褒めてくれそうな人に見てもらうと良いです。
褒め上手な人は「え?これデザインしたの?いいじゃん!」と褒めてくれるはずです。
そうすると意欲的になり、次のものもデザインしていこう!となります。
褒めてくれるのを分かっていても、敢えて私は褒めちぎってくれる人に見せていました。
最初は大いに勘違いしてOKです。
デザインはモチベーションを高く保つことがとても大切です。
なぜなら、
デザインは積み重ねのモノ 続けないと育たない
からです。
不慣れなことをやりはじめるわけですから尚更、続けるためのモチベーションづくりはとても大切なんです。
もちろん耳に痛いことを言われる可能性もありますが、そういった時は私はこのように考えていました。
デザインの評価は人それぞれ。教えてくれてサンキューです!
最初はそう割り切っておきましょう。
決して自分にはデザインのセンスがない、と思わないでください。
最初から上手くいくわけがないですし、言われたことはしっかり次のステップへ活かすと決め込むと良いと思います。
2.鏡の前に立って自分とデザインを褒める
褒められたり意見をもらったりした時に、そのデザインを持って鏡の前に立った自分に向かって、
「俺、すごいじゃん!これ褒められたぞ」
「こうするといいと言われたぞ、次は頑張れよ!」
みたいなことを言ってみましょう。かなり効きますよ、これ。(ちょっと恥ずかしいけど)
実際に私がやっていた成長の実感の仕方です。私は今でもやっています(笑)
なぜこんな事をするか?ですが、
成長を実感することが、その先への成長にも繋がる
ですので、自分に語りかけてたくさん実感しましょう。
タダで意見がもらえて、意見をもらうほどに成長できるのがデザインの仕事です。
5.デザインの仕事は独立を目指しやすい
デザイナーの仕事は独立がしやすい仕事です。
なぜなら、何か特別な資格がいらないからです。自分の培った技量で、自分のタイミングで会社を辞めて独立できます。
働き方として多いのが、
働き方の例
- 企業の外部デザイナー(請負契約)となる
- クラウドワークスやランサーズなどで仕事を受注する
- 個別レッスンの講師をやる
- Udemyなどのオンライン講座の講師をやる
- YouTuberになってデザイン講座をアップする
といった感じでさまざまです。
いずれも、自分の好きな時に好きなタイミングで働ける、という利点があります。
資格も不要ですし、縛られることなく働きたい方には独立しやすいデザイナーという仕事はオススメです。
まとめ
長くなりましたね。。。
まとめますと以下のようになります。
マインドセットは5つでOKです。
1.デザインは人に喜ばれる=お金になりやすい
- ・クライアント(注文者)と、エンドユーザー(その先にいる実際に見るお客さん)の両方に喜ばれる
- ・デザインは単価が高く設定できる
- ・クラウドワークスなどでチラシデザインの平均相場額は3〜5万
- ・まずは副業でチャレンジ
2.デザイン=センスだという勘違いをなくす
- ・デザインができるのは、積み重ねを行っているから
- ・デザイン=センスという先入観をまずなくしてみる
- ・料理と同じで、作るほどに上手になる
3.オリジナルのデザインを生み出そうとしないで模倣する
- ・デザインはゼロから生み出すものではない
- ・模倣してそれを自分のモノに変えていくのがデザイナー
- ・模倣するのに一番良いのはPinterestを活用してトレースをすること
4.デザインの評価を怖がらない
- ・デザインはどんどん人に見てもらう
- ・プライドを傷つけないで成長するための方法は2つ
- 1.褒め上手な人に見せる
- 2.鏡の前に立って自分とデザインを褒める
5.デザインの仕事は独立を目指しやすい
- ・資格がいらない
- ・労働時間の対価ではなく、成果物の対価なので時間が自由に使える
- ・働き方で多いものは以下
- 1.企業の外部デザイナー(請負契約)となる
- 2.クラウドワークスやランサーズなどで仕事を受注する
- 3.個別レッスンの講師をやる
- 4.Udemyなどのオンライン講座の講師をやる
- 5.YouTuberになってデザイン講座をアップする
以上です。
いかがでしたか?
特殊な才能を持った人だけがやれる仕事ではないことがお分かりいただけたのではないかと思います。
これらの思い込みや勘違いをなくすだけで、デザイナーの世界に一歩近づく事ができます。
ぜひあなたもデザイナーという新しい世界に飛び込んでみましょう。