備にすべてがかかっている
「準備」「段取り」こそ大事です。
デザインって、いきなりできませんし、上手くいきません。
箇条書きで分かりやすくまとめると、以下のような感じです。
- 状況がわからないままデザインする→「判断」に困る
- 目的を決めずにデザインする→「混乱」する→堂々巡りする
- 対象が曖昧なままデザインする→「表現」がぼやける
- 何も考えずに闇雲に手を動かす→「時間」がかかる
- 現場または実体験をしない→「誤差」が生じる
上の5つは、調査をしないで生じるマイナス面です。
デザインが進まない、なかなかクライアントさんがOKを出さない、といった背景には、下準備が不足している場合が多いのです。
課題は何なのか?
目的があってデザインを作るわけですから、当然「どのような」ということを調べなくてはなりません。
以下のように考えるとまとまりやすいでしょう。
- 背景を知る・課題を知る・環境を知る→「イメージ」の醸成
- 現場または実体験でリアルを把握する→「方向性」の確立
- 「何のため」に作るのか→「目的」の明確化
- 「誰のため」に作るのか→「訴求ポイント」の明確化
- 「いつ」それが必要なのか→「時期・シーズン」または「納期」の明確化
これらの準備があって進め方・戦略を考えていくと、迷いなくデザインを進めることができます。
そして大切なのがクライアントさんとのイメージの事前共有です。
良し悪しの判断基準を明確にして、やり直しにならないようにしましょう。