ブログを始めるんですが、最初に何か決めておくこととかあったりしますか?
やっていくうちに「あれ、キツくない?」とか自分で思っちゃうのイヤなんで。。。
何事も、続けていくならベースとなる部分って大事ですね。
ブログで稼ぐことを目的にしているのなら、続けなければダメですのでしっかりと決めておきましょう。
ですので、これからブログを始めてみようと思っているあなたに、最初の計画の部分についてお話をしていきますね。
ブログづくりベース作り
- ブログの運営方針
- ジャンル
- テーマ
この3つを決めましょう。
最初にこの3つをしっかりと決めておけば、ブレずにブログを続けていくことができます。
記事の内容
- ブログの方針決定の考え方
- ブログのジャンル選びについて
- ブログのテーマについて
この記事を書いた人
【主なWebメディアの実績は以下です】
>HOUSTO-おウチの収納.com(月間12万PV)
>売場の安全.net(月間8万PV)
この記事を読めば、しっかりとしたベースを作れるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.ブログの方針決定の考え方
運営方針とか、そんなことを決める必要あるの?
運営方針というと、何だか仕事みたいな感じでイヤだなと感じてしまうかもしれません。
最初の取り掛かりで決める方針は以下を基準に考えてみてください。
最初の方針
- 続けるための仕組みづくり
- 記事本数を何本UPするか
1.続けいくための仕組みづくり
続けていく=習慣化するためにどうするか、を考えましょう。
かつて私は、この続けるための仕組みづくりをテキトーに考えていました。
結果、撤退しています。
習慣化の方法
- 現実的な作業量にする
- ◯◯をやったら、◯◯をしていい
まずは焦らないことが最も重要です。地道にコツコツやりましょう。
最初は半信半疑で、「この記事、読まれないだろうな。でもあとでリライト(修正)してこの記事を強くしていこう!」と考えてみましょう。
腹八分目と思うところで、その日の記事書きはストップしておきましょう。
続けるためには、記事を書くのを嫌いにならないことです。
そのために、例えば「500字書いたら一旦ストップして一服していい。そして1日1000字以上は書かない。」
と決めてしまえばOKです。
2.記事本数を何本UPするか
早く収益化したいから、できるだけ記事数を増やしたいんだけど。。。
これはハッキリ言いますと、焦れば焦るだけ撤退の可能性が高まります。
まずは1週間に1記事UP、月に4〜5記事UPを適量として目指しましょう。
なぜなら、ムリ、ムダが大きくなり、気力も体力も持たなくなるからです。
かつて私は1日1記事、3ヶ月で90記事以上を目指しました →ムリがありすぎ、続かなかったです。。。
ムリをすることによって生じたデメリットは以下です。
私の失敗談
- 量産を目指すあまり、参考記事、競合記事をまったく見なかった
- 量産を目指すあまり、だんだん記事の内容が訳わからなくなった
- 記事のクオリティが低く、Googleの検索順位も上がらない
- 1ヶ月で30記事UPし、変な満足感が出た
- 結果がついてこなくてイヤになった
ありきたりの脱落コースにまっしぐらな感じで撤退してしまいました。
ですので、以下のようなやり方をオススメします。
記事UPのペース
- 1記事あたり2,000字を目安にする
- 初日に参考記事、競合記事の調査とキーワード設定をする
- 1日500字書く →それ以上は余力があっても書かない
- これを4日間続ける →1週間で1記事完成
1記事あたり2,000字を目安にする
最初は1記事あたり2,000字書ければ十分です。
むしろ冗長な感じになるより全然良いので、2,000字を目指しましょう。
後から加筆する、またはリライトすると、自分の中で決めて一旦フィニッシュしましょう。
初日に参考記事、競合記事の調査とキーワード設定をする
参考記事、競合記事の調査を必ずやりましょう。
参考記事や競合記事を読まないと、確実に書く記事のクオリティが下がります。
独りよがりの記事になってしまいます。
検索順位が上位の記事はそれだけ読者ニーズを掴んでいますので、必ず参考にしましょう。
競合記事のリサーチについては以下に詳しく書いていますので、お読みください。
そして、大切なキーワード設定です。
キーワード設定をいい加減にすると、検索順位で上位を狙うことができません。
せっかく書く記事ですから、できるだけたくさんに人に見てもらえるようにしましょう。
キーワードは分析から割り出していく方法をとりましょう。
キーワードについて、以下の記事に詳しく書いていますので、お読みください。
1日500字書く
最初のうちは、慣れていないので500字書くのも大変だと思います。
ですので、500字書くことを目指して、それ以上は書かないほうが良いです。
なぜなら、文章がだんだんと意図しない方向へ行ってしまい、何を言いたいのかわからない記事になりがちだからです。
しっかりと500字を書く →手を休めることで勢いや流れに負けず冷静になれる →明日また手が進む
このムリのない流れを作りましょう。
4日間続け、1週間で1記事UP
1日500字×4日間=2000字です。これで1記事完成です。
仕上げに、アイキャッチ画像をフリー素材サイトから探して設定しましょう。
最初の方針はこれで十分です。
徐々にやれる範囲を大きくしていく、徐々に記事数を増やしていく、とスモールスタートしましょう。
ブログのジャンルとテーマ
さて、あなたはどんなジャンルのブログサイトを作っていきますか?
どんな旗印をたててブログサイトを作っていくのか、そのジャンルの決め方を解説していきます。
5つの基準でジャンルの決めよう
闇雲にスタートすると月1万円のブログサイトは作れません。
しっかりと以下の基準を考えてジャンルを決めましょう。
ポイント
- あなたの興味関心があることか
- マネタイズしやすいか
- 人々の関心度の高さや深さはどうか
- 報酬単価はどうか
- ライバルがどれくらいの強さか
あなたの興味関心があることか
ブログはズバリ「質」と「量」の両方が必要です。
薄い内容の記事、そしてブログサイトの記事数が少ないと、信頼性が低くなってしまします。
ですので、「◯◯ならいくらでも語れる」ジャンルとテーマかどうかで判断してみてください。
旅行好きであれば、「旅行」というジャンルの中で、それにまつわるモノやコトをテーマにする、など。
例えば、旅行会社の比較、ツアーの比較、旅行用に最適なカメラの紹介などですね。
ジャンルの中から、何を情報として提供するかをテーマに掲げてブログを書いていきましょう。
マネタイズしやすいか
月1万円のブログサイトを作る、これが目的ですので、お金に直結しやすいジャンルが良いです。
関心が高いだろうテーマか否で、結果が変わってきます。
過去に私は以下の点で失敗しました。
経験談
私は以前、デザインスキルを徹底的に語るブログを書いていましたが、収入として得られたのはGoogleアドセンスでクリックされる僅かな収入のみでした。
困っている人の助けにはなるのですが、教育系の内容は読まれたら終わり、という弱点もあります。
マネタイズのポイントを探すのが難しかったです。
もちろん教育系のジャンルで全然問題ありません。
その中で、月1万円のブログにするためのマネタイズポイントや、マネタイズ記事もしっかりと作って行きましょう。
人々の関心の高さや深さはどうか
市場規模がどれくらいか考えましょう。
うーん、難しそう。。。
ですよね?なので、マーケットリサーチ的なことじゃなく、以下のように考えてみてください。
ポイント
- 多くの人の関心ごとになるか
- それを深く知りたいだろう人がどれくらいいるか
この2点を考えてみましょう。
例えば先ほどの私の例でいくと、
デザインスキルのブログ
ターゲットはデザイナー=狭い
↓
テーマ=デザインスキルを極める
↓
さらに狭くなり、専門的かつ見る人のチャレンジへの敷居も高い
↓
自分ごととして思ってもらえないので、深く入りづらい
旅行のブログ
ターゲットは旅行好きだけではない=めちゃめちゃ広い
↓
テーマ=素敵な旅行を楽しむ方法
↓
関心ごととなるモノやコトは多い
チャレンジへの敷居もそれほど高くない
↓
自分ごととして思ってもらいやすいので、深く入りやすい
ジャンルは良くても、掲げるテーマによって大きな差ができてしまいます。
多くの人が関心を寄せる事は、趣味や娯楽、恋愛、そしてお金(収入を得る方法)にまつわることです。
自分ごとに感じられて、自分でもできそうと思う人がどれだけいるか、ということを想定してみましょう。
報酬単価はどうか
高単価商品があるジャンルかどうかも検討しましょう。
時間と労力が割に合うかどうか、ここはブログ継続にも大きな影響が出ます。
例えば、月1万円を達成するためにどちらが良いでしょうか。
時間と量力
- 100円のものを100個売る =10,000円
- 10,000円のものを1個売る =10,000円
薄利多売でもOKです。高単価で少数販売でもOKです。
ただ、薄利多売しかできないジャンルを選ぶと、ほとんど消耗戦しかできなくなってしまいます。
きちんと高単価の販売商品があるかどうか、以下のA8.netで調べておくと良いです。
ライバルがどれくらいの強さか
ライバルの多いジャンルだとムリかなぁ。。。
確かに難しい部分でもあります。
例えば「旅行」なんて調べると、ほとんど旅行会社が上位。
じゃあ大好きな旅行のことをブログにしても、月1万円なんてムリじゃん!
でも、ライバルが多いということは、それだけ人の関心が高く市場が大きい証拠です。
人が知りたいのは、あなたの体験や意見です。そして記事から得られる満足感が高いかどうかです。
ユーザー満足度の高いブログ記事は、Googleの検索でどんどん上位に上がってきます。
強い敵がいるから諦めるのではなく、強い敵がいる中でいかにあなたがユーザーの心をつかむ記事が書けるかがポイントです。
◎追記:月1万円稼ぐブログのジャンル選びについて以下2点注意してください。
日記帳的なジャンルはNG
1つ目、日記帳のような超個人的ブログはオススメしません。
ズバリ、関心が持たれづらいからです。
日記帳的なブログの例
- 「今日のランチはちょっとぜいたくにステーキを食べました!おいしかったです。云々、」
- 「今日は天気が良かったので、公園で1日まったりと過ごしました。云々、」
と書いたところで、ブログの場合は「ああそうですか」で終わってしまいます。
検索でヒットすることもまずないと言っていいでしょう。
関心が持たれない=月1万円のブログ収入も難しくなります。
見る人のためになる情報提供をするという意識で書くことが、月1万円のブログ収入に繋がります。
お金や医療、健康や法律などのジャンルはNG
2つ目は、「YMYL(Your Money Your Life)」というジャンルです。
これは、ユーザーの将来的な幸福や健康、金融にまつわるジャンルのことで、検索上位はまず狙えません。
YMYLジャンル
- 金銭取引情報
- 金融情報
- 健康、医療情報
- ニュース記事や国民に対する公式な情報
- 法律
これらの情報は、金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるので、Googleが厳格にチェックしています。
感染症予防などに関する情報で、根拠のない個人的意見が、人の将来を悪い方へ向かせることも考えられますよね。
検索されるのに、とても不利となる=月1万円のブログ収入も難しくなります。
ですので、YMYLと呼ばれるジャンルはやめておきましょう。
まとめ
これからブログを始めてみようと思っているのでしたら、ベース作りはとても大切です。
ブログづくりベース作り
- ブログの運営方針
- ジャンル
- テーマ
ブログはまず続けることが第一です。
無理せず、諦めずに続けるためには、自分に課すルール=仕組みづくりをしてみましょう。
最初は、1週間に1記事UP、月に4〜5記事UPを適量として、記事を書くことに慣れていきましょう。
ジャンル、テーマは以下のポイントを考えて決めましょう。
ポイント
- あなたの興味関心があることか
- マネタイズしやすいか
- 人々の関心度の高さや深さはどうか
- 報酬単価はどうか
- ライバルがどれくらいの強さか
以上になります。
当記事を見つけてくれて、そして最後まで読んくれてありがとうございました。