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「図解」と「ラフ」でデザインの方向性を探る方法とは?

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  • 「イメージが浮かんでこないから、ラフで見せてよ」
  • 「本デザインに入る前に一度情報を整理して見せてよ」

このような依頼はよくあります。

でも、もしあなたが広告デザインの未経験者なら、おそらくラフを作ったことがなければ、どういうものかも分かりませんよね。

 

実は、ラフには決まったテンプレートはありません。

 

相手に意図が伝わればOKなので、絶対こう作らなきゃいけない!というものではありませんので、描き方は自由です。

 

とはいえ、他の人がどういう風にやっているか、参考にしたいですよね。

 

今回、私のラフの作り方をお伝えします。

この記事を読んで、ラフがどういうものなのか、どうすればいいのか理解できましたら幸いです。

なぜ「図解」と「ラフ」が必要なのか?

言葉にする

図解とラフを描く理由は、

 

文字情報だけでは掴みづらい内容を、ビジュアル的なものにして理解しやすくする

 

このためです。

まず、「図解」の本質的な狙いは、

 

  • これまでヒアリング、リサーチして来た内容の確認、整理
  • 情報のモレ、曖昧さの排除

 

つぎに「ラフ」の本質的な狙いは、

 

  • 方向性を探る
  • 依頼主との相互確認

 

です。

 

ここからが実際に手を動かしてカタチにして行く第一段階です。

上手く描く必要はないので、難しく考えずに少し気持ちを楽にしていきましょう。

 

では、「図解」と「ラフ」とを分けて説明していきます。

デザイン準備のために「図解」を作る

「図解」は情報の関係性をはっきりさせてくれます。

ここをしっかりと定めておけば、どの要素がどの要素と、どのような関係なのか整理することができ、デザインラフ作りで迷子になることはありません。

自分の描ける図でOKですので、ムリにイラストを盛り込もうとせず、四角や三角を使って図解を作りましょう。

 

具体的に行なうのは、

 

 情報の階層構造をはっきりさせること

 

です。

 

  • 親子関係の情報なのか
  • 並列関係の情報なのか
  • 等しく扱う情報なのか
  • 特定の一つを目立たせるのか

など、

 

これらを以下のように整理していきましょう。

例を作ってみました。(クリックで拡大)

図解2
ここでは、

>>パクリOK!広告デザインを作る上で必要なヒアリングシートとヒアリング方法を解説!

で使用したヒアリングシートの内容を図解してみました。

 

見てみるとわかると思うのですが、

ヒアリングシート上でバラバラになっている情報を、関連のある情報同士でそれぞれユニットを作っています。

 

これはデザインの基本原則の「近接」です。

近接について詳しい記事はこちらをご覧ください。

>>広告デザイナー初心者が最初に覚える基本「近接」とは?

 

このように、図解を作ることで、ヒアリングした情報を視覚的に把握することができ、もし何か足りない要素があるとすぐに分かります。

ここでもし曖昧さが残るようであれば、まだヒアリングが十分ではないかもしれません。

この時点で不明な点があれば、依頼主に不明点を再度確認をしておきましょう。

 

 モレがないか、曖昧な箇所はないかを、このような図解を作って確認しましょう。

デザインの下描きラフを作る

デザインのラフを作ることで、レイアウトの方向性を探ります。

頭に浮かんだモノをどんどんアウトプットしましょう。

もし何も浮かばないようでしたら、Pinterestなどを見て、インプットを増やしてみると良いと思います。

こちらに関連記事がありますので読んでみてください。
>>センスが身につく!ノンデザイナーが行なうべき不変のルーティン

 

この作業は、デザイン工程の中でも非常に楽しい部類の作業なので、ぜひ楽しんでやってみてください。

この作業をする上で絶対に守って欲しいのが、

 

IllustratorやPhotoshopなどのアプリケーションは使わない

 

ことです。

アプリケーションソフトは出来ることが多すぎて、肝心の構成よりもデザイン性の方向へばかり気を取られがちになってしまいます。

思い浮かんだレイアウトは、手描きでどんどん描いていく方が迷子になりにくく、時間のロスも少なく進めることができます。

この段階ではある程度のイメージを持っているかと思いますので、頭に浮かんだモノを可能性のあるなしに関わらずどんどん描いていきましょう。

 

ラフ

 

たくさん描いていくと、徐々に正解が絞り込まれていきます。

1つ1つを考えながら描くより、どんどん描いてください。

ちなみに、上の手描き例は、良い悪いをまったく意識せずに1分ほどで4つ描いています。

 

そして、この模索段階では伝わりづらいと思いますが、

 

 この段階で。クライアントと方向性について打ち合わせを行なう

 

と良いでしょう。

ここでクライアントから何か意見が出てくるかもしれません。

方向性を模索していき、何となくこのような動きのあるレイアウトで考えています、など、方向性の模索状況を確認しておくと齟齬がなくなるので、後々にやり直し、という最悪の事態を避けることができます。

 

最終的にIllustratorやPhotoshopなどのアプリケーションでしっかりとデザインを組んでいくので、この段階では何も臆することなくイメージをどんどん出して方向性を探りましょう。

まとめ

まとめ

図解とラフを作ることで、

 

情報のビジュアル化 

 

を行ないます。

これらを行なう理由は、

 

  • これまでヒアリング、リサーチして来た内容の確認、整理
  • 情報のモレ、曖昧さの排除
  • 方向性を探る
  • 依頼主との相互確認

 

です。

「図解」することで、関係性、関連性をはっきりさせ、「ラフ」を手描きで行ない方向性を探りましょう。

エンドユーザーの近い未来をハッピーにしたい!という最も大切な思いを持ちながら、色々な方向性を探ってみてください。

 

今回は以上です。

頑張って!!

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