デザイナーになりたいと思ってパソコンを準備しようと思います。
でも、どんなパソコンを最初に準備するのかすら分かりません。
初心者なのですごい性能のパソコンでなくて良いです。
最低限のパソコンで良いので、分かりやすく教えてほしいです。
デザイナーって高そうなパソコン使っているイメージがありますが、実は、それほど高いスペックのパソコンでなくてもOKです。
この記事では、デザイナーにあこがれを持っているあなたに向けてお伝えします。
この記事を書いた人
この記事を読むと、デザイナーデビューのためにどんなパソコンを選べばいいか簡単に理解することができます。
結論は、
①Adobeのグラフィックアプリケーションが動けばOK
②WindowsでもMacでもどちらでもOK
デザインする業務の幅が広がって行くに連れ、パソコンのスペックを高くしていきましょう。
デザイナーデビューにオススメなパソコンは？
ハッキリ言いましょう！
最初はクリエイティブ業務の範囲が狭いので、デザイナー向けの高いスペックのパソコンでなくてOKです。
もう一つハッキリ言いましょう！
あなたが普段会社で操作しているパソコンがWindowsなら、無理やりMacを選ばなくてもOKです。むしろWindowsを選んだ方が良いでしょう。
出来ることや機能差はないです。
WindowsでもMacでもOKなのですが、「パソコン個体の性能」には注意を向けてください。
基準は、
Adobe Illustrator、Photoshopが無理なく動くか
です。
グラフィックを扱うため、古いパソコンや性能の低いパソコンですと、動かなかったり遅かったり、いろいろやりづらいです。
Illustrator・Photoshopを動かすパソコンの基準値
- CPU：Core i5・Ryzen 5以上、「Core i7・Ryzen 7」以上
- グラフィックボード（GPU）：GeForce GTX 1660 SUPER以上
- メモリ：16GB以上
が基準値とされていますが、イマイチ分かりづらいので以下の基準でOKです。
デザイナーデビューにオススメなパソコンは？
- CPU：Core i5でOK
- グラフィックボード：何かしらついていればOK
- メモリ：16GBあればOK
- 記憶装置：SSDの方が良い（HDDでもOK）
紙のデザイン、Webデザイン、バナーデザインをするなら、このスペックで十分OKです。
実際、つい最近まで私は2011年版のMacで、上記のスペックで動画編集などのヘビーな作業までを不都合なくこなしていました。
最初からデザイナー向けの高いスペックのパソコンでなくてOKです。そしてMacでもWindowsでも、使いやすい方でOKです。機能に差はありません。
パソコンのスペックに目を向けて、Adobeアプリケーションが無理なく動くかを注意しましょう。
パソコンの性能の調べ方
お手持ちのパソコンがグラフィックアプリケーションを動かすのに無理がないかを調べてみましょう。
Windowsのパソコンのスペックの調べ方は以下です。（2021年10月現在）
続いてMacのスペックの調べ方は以下です。
もし古かったり、スペックが足りない場合はパソコン購入を検討してみましょう。
参考までに、2022年2月現在で、これなら大丈夫！と言えるパソコンをご紹介しておきます。
私が会社員時代に会社で使っていたパソコンメーカーです。まったく故障もストレスもなく、信頼できるメーカーのパソコンです。保証もしっかりしているので安心です。
このスペックであれば、この後にご紹介するAdobe（アドビ）のアプリケーションを動かしてもストレスがなく、また値段もそれほど高くありません。
>>iMac
Macはそもそも個体の選択肢が少ないのですが、AdobeのアプリケーションはMacに合わせて作られているため親和性が高く、基本どれを選んでもハズレはありません。
M1 Macならメモリは8GBでもOKです。
ただしですが、ストレスなく作業するための最低条件として、記憶装置はSSDを選択してください。
HDD（ハードディスク）を選ぶと、起動からして遅いのでおそらく後悔してしまいます。
もしお手持ちのパソコンがスペック不足なら、パソコンを新しく買うことを選択してみましょう。
そしてハイスペックなものを選ぶ必要はありません。
Core i5、グラフィックボードが何かしらついている、メモリー16GB、SSDの構成なら最初は十分OKです。
Adobeアプリケーションが動く最低限のスペックで良い理由とは？
これからデザインをやっていく上で、最初はAdobeアプリケーションが動く最低限のスペックのパソコンでOKです。
なぜなら、以下のようなことが想定されるからです。
ポイント
- デザイン業務の幅が最初は狭い
- 最初はAdobeアプリケーションの機能をフル活用することがない
最初は、ロゴデザインやバナーデザイン制作といったデザインからスタートをすることが多いと思います。
どちらもデータサイズが大きくなく、1ページもののデザイン、また多数の写真やデザインパーツを複雑に使わないので、それほど高いスペックのパソコンでなくてOKです。
また、ロゴデザインやバナーデザイン業務ではAdobeアプリケーションの機能をフル活用することもありません。
徐々にデザイン業務の幅が広がり、パンフレットやカタログなど複数ページのデザインや編集、Photoshopで精細なペイント、また動画編集（YouTubeのテロップ入れやカット編集）などへ業務が広がるにつれ、その業務にあったスペックのパソコンを選んでいく方が良いです。
デザインやグラフィック用のパソコンは、最初から高いスペックで組まれているものが多く、当然お値段が高いです。。。
私が最初に選んだパソコンは中古のMacbookProで、Adobeが動く最低限のスペックで3万円のものでした。
最初から高額のデザイナー向け、グラフィック向けのパソコンでなくてもOKですので、最低限Adobeが動くパソコンを選びましょう。
まとめ
最初からデザイナー向けの高いパソコンを準備する必要はありません。
ポイント
- Adobe IllustratorやPhotoshopが動けばOK
- WindowsでもMacでもどちらでもOK
AdobeのIllustratorやPhotoshopが動けばそれで良いですし、デザイナーだから何としてもMac！と思う必要もありません。
デザイナーデビューにオススメなパソコンは？
- CPU：Core i5でOK
- グラフィックボード：何かしらついていればOK
- メモリ：16GBあればOK
- 記憶装置：SSDの方が良い（HDDでもOK）
以上のスペックならAdobe IllustratorやPhotoshopでデザイン業務を行なうのに問題はありません。
パソコンの性能の調べ方
WindowsとMacで調べ方が違います。
調べ方はそれぞれ本文の図解と文章を参考にしてみてください。
もしスペック不足なら、IllustratorやPhotoshopが動く必要最低限のパソコンを購入しましょう。
オススメのパソコンは以下です。
>>iMac
Adobeアプリケーションが動く最低限のスペックで良い理由とは？
- デザイン業務の幅が最初は狭い
- 最初はAdobeアプリケーションの機能をフル活用することがない
最初はロゴデザインやバナーデザイン制作といったデザインからスタートをすることが多く、ロゴデザインやバナーデザイン業務ではAdobeアプリケーションの機能をフル活用することがないので、ムリして高いデザイナー用のパソコンを買わなくてOKです。
以上になります。
最初からハイスペックのゴリゴリな高いパソコンを選ばずに、IllustratorやPhotoshopが動く必要最低限のパソコンで、バナーやロゴデザインから小さくスタートしていきましょう。
ハイスペックなパソコンは、追々買いましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。