観察

デザインがパッとしない理由 観察と言語化が足りていないかも⁉︎

観察

今、独学でデザインの勉強をしています。基礎的なことはだいたい理解できたし、Illustratorを使うのにも慣れてきました。

でも、デザインがパッとしないんです。素人っぽさから抜け出せない。。。センスがないからでしょうか?

 

私も独学でデザイナーになったので、この壁に普通にブチ当たりました。

 

結論から言いますと、「観察力」と「言語化」という視点から見直しを考えてみると解決できます

「デザインがパッとしない」壁にブチ当たった場合、以下の5項目を実施することをオススメします。

 

  1. 良いデザインの発見
  2. しっかり観察
  3. なぜ良いのか分析
  4. 分析を言葉にする
  5. 分析を数値化する

 

これは、インプットしたものを正しくアウトプットするという方法です。

 

私は企業のインハウスデザイナーとして12年勤務し、数多くのWebデザインやカタログ制作に携わってきました。

今回その経験から、正しくインプットとアウトプットをする方法をお伝えしたいと思います。

 

  • 「パッとしないデザイン」から抜け出してよりプロらしいデザインができるようになります
  • 正しいインプットとアウトプットの方法を身につけることができます

 

パッとさせたいなら、まずは良いデザインに出会おう!

pinterest

 

デザインをパッとさせたいなら、まずはpinterestを見ましょう。

良いデザインはあなたの成長の宝庫です。

とにかくまずは、自分のテンションを上げてくれるような良いデザインを探しに行きましょう。

 

「Pinterest」は良いデザインがたくさん見つけられるので、私も毎日必ず見て回ります。

ここでテンションが上がらないと、この先がとてもつまらなくなってしまいます。

ワクワクして楽しみながら、あなたが思う「良いデザイン」を発見してみてください。

 

パッとしているデザインをしっかり観察しよう

大切なのは、ボーッと眺めるのではなく、それを「意識的に」見てみましょう。

ただボーッと見たものは、あまり記憶に残らないと思います。

 

例えば、普段必ずと言っていいほど見て、手にして、触っているスマホ。

とにかく30個の特徴を言ってみてください!と言うと、細かいところまで見ようとすると思います。

 

  • 「フィルムには3mmほどの浅い傷がある」
  • 「スマホ手帳はサイズが少し合っていない」
  • 「後ろの2つのカメラは大きさが違う」
  • 「横のボリュームボタンは長さが3.7mm」
  • 「メモリーは4GB、容量は128GB」
  • 「このサイズの小ささは女性をターゲットにしている」
  • 「価格が安いのは、機能を絞っているから」
  • 「若くてスマホゲームする人にはスペックが低い」

 

このような感じで、あなたの気に入ったデザイン見本を意識的に見る=「観察」していきましょう。

 

【アウター部分(デザインの表現)】

  • 色はどうなのか?
  • 文字の大きさはどうなのか?
  • フォントは何を使っているのか?
  • どうしてこの写真を選んだのか?…など

【インナー部分(デザイナーの意図)】

  • 誰に向けたものなのか?
  • 目的は何なのか?
  • いつの時期なのか?
  • ゴールはどこなのか?…など

 

気になる点はどんどん挙げていくと良いです。

 

アウター部分からインナー部分まで正しく見るクセを付けましょう

パッとしているデザインをたくさん見つけて、どうなっているか探ると、結果として自分のデザインストックになっていきます。

いつもよりも意識的にデザイン見本を観察してみましょう。

 

なぜ良いデザインなのかを分析しましょう

分析

良いデザインを見つけられたら、しっかりとそのデザインを観察し、良い理由を探しをしていきましょう。

 

ここで良い理由をしっかりと探ることで、デザイン力を伸ばしていけます

理屈っぽく観察すると面白くなくなりますので、あなたが感じたままのことでOKです。

 

 理屈っぽく分析のではなく、感情的に分析する

 

やり方は決めなくてOKです。

最初は、こういう発見があった!という視点から始めると楽しく分析できます。

 

  • 「コントラストの具合が絶妙で目に飛び込んできた」
  • 「人物の目線の先に力強いキャッチコピーがあって語りかけてくるようだった!」
  • 「ここにおもいっきり余白を作っている。一見考えられていないようだけどこの空間が他への目の意識を助けている」
  • 「目に見えない斜めのラインがはっきり見えて、力強さを感じた!」

 

このような感じで、感情的に誰かに教えるような感じで理由づけしていきましょう。

正しく見る力は「分析」を行なってこそ養われ、「感情的になる」ことで新たな発見が生まれます。

 

思い浮かべて終わりにせず、その分析を言葉に書き出そう

理由づけしたものをしっかりと書き出して「言語化」しましょう。これがあなたのデザインの引き出しになります。

ここからその感覚を「具現化」していきます。

 

 感覚的に得たモノ→これを確実に自分のストックに変える→「言語化」

 

アタマに残るから大丈夫!は、残念ながらほとんど残らないです

以下みたいに、良いと思った見本に直接書き込んでいってみましょう。
言語化サンプル

しっかりと理由を書き出すことで、インプットをストックに変えられ、アウトプットできるようになりデザインへの反映ができるようになります。

こちらにインプットとアウトプットについて書いていますのでご参考に。

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良いと思ったそのデザインを数値化してみましょう

数値化

ここで言う数値化とは、「原寸トレース」です。

「原寸トレース」は、良いと思ったものを正しく認識するために行なう最も良い方法です。

100%のサイズで、100%同じものを完コピトレースするという作業になります。

まずは、良いと思ったそのデザインを完コピしてみましょう

IllustratorまたはPhotoshopを使って行ないますので、準備をしておきましょう。

原寸サイズに拡大して、できるだけ100%に近づけます。

 

色も、レイアウトも、文字の書体も、大きさもすべて、100%丸ごと完コピする

 

考えずに、作業的でOKですので完コピしてみてください。

 

デザインソフトのスキルも上がりますので、頑張ってやりましょう。あと、こまめに保存を忘れずに!

完コピ作業が終わったら、分析を開始していきましょう。

 

  • 色はCMYK、またはRGBの数値を調べる
  • 文字の書体とQ数(サイズ値)を調べる
  • レイアウトの構造(何分割、何カラム、比率)を調べる
  • 写真の適正サイズを調べる
  • 余白は何mm、または何pxか調べる

文字、写真、パーツなど一つ一つの要素の数値を見ていきましょう。

そのまんま同じモノを作ることで、あなたが良いと思ったデザインの答えが分かると思います。

感情を込めてコメントを入れていきましょう

コメント

100%トレースで見つけた「なるほど!」をしっかりと認識してみましょう。

トレースが完了したら、一つ上に「コメント」用のレイヤーを作って、

 

  • ここは、新ゴUDの12px
  • ここに配置している写真はタテヨコ比率が1:1.618で黄金比!なるほど〜!

 

など、その時の感情も交えて数値を入れたコメントをつけていきましょう。

感情を入れて書き入れた方が、後で見返す時に、当時のことが蘇りやすいです。

 

トレースして身につくことは以下の2つです。

 

  • 正しいバランスを身につける
  • 色合いの良し悪しを認識出来るようにする

 

良いデザインの、その「答え」を知り、正しさの「基準」をしっかりと作っていくと良いです。

 

まとめ

まとめ

 

デザインがパッとさせたい時は、以下の5つを実施してみましょう。

 

  1. 良いデザインの発見
  2. しっかり観察
  3. なぜ良いのか分析
  4. 分析を言葉にする
  5. 分析を数値化する

 

良いデザインをPinterestで見つけて、アウター部分からインナー部分までしっかりと探り、どうしてパッとしたデザインになっているかを分析しましょう。

それらをきちんと言語化して書き出し、100%トレースの完コピを作って、数値的な部分まで見ましょう。

 

たくさん発見して、どんどんストックを増やして、あなたのデザインをもっとレベルアップさせていきましょう。

頑張って!!

 

デザインの基礎的なことをもっと深く知りたいなら、以下の3冊がオススメです。

広告デザイン初心者にオススメ!基本を押さえられる3冊

1.『ノンデザイナーズ・デザインブック』

ハッタン
オススメ度 5 いやそれ以上!

ハッキリ言いますとこれはバイブルです、聖書です。

著者が日本人ではなく参考例も外国の広告ですが、日本の広告例だと、広告内容を見てしまったり穿った目で見てしまったりするので、むしろ外国の参考例の方がイメージ的に頭に入りやすかったりします。

翻訳した本なので日本人の言い回しと違い、良く読まないと意味が理解できない箇所もあります。

なのでじっくりと読むことなるので、嫌が応にも頭に入ります。それがこの本の一番良いところかもしれません。


2.『けっきょく、よはく。』

デザイン初心者が陥りやすいこと、「埋め尽くす」について、そうではなく空白を活かすとこんなにも目への飛び込み方が違うでしょ、と実例を紹介しながら丁寧に解説してくれています。

デザイン例をたくさん掲載しているので、僕はデザイン案やレイアウト案に詰まった時にも見ては肥やしにしています。


3.『なるほどデザイン』

ハッタン
オススメ度 3.5

初心者にはとても取っつきやすい内容で、「デザイン=楽しい」をテーマにしている本です。実際に楽しくなります!

難しい理論的なことを出来るだけ専門用語を使わないで馴染みのある言葉で説明しています。

各ページとも非常にデザイン性が高く、見ているだけで表現の肥やしになって、よし!マネして作ってみよう!と思わせてくれるのでオススメです。

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