ルーティン

センスが身につく!ノンデザイナーが行なうべき不変のルーティン

ルーティン
うわっ、俺、センスないな…

何かをデザインしようと手を動かしているものの、自分のセンスを疑ってしまうことってありますよね。

 

でも、この世のデザイナーの皆さんが共通して思っていること、それは

 

「センスがあるからデザインできる」なんて1mmも思っていない

 

ということです。

生まれつきセンスが抜群で、どんなデザインでも瞬時にホイホイと量産できる人なんていませんので安心してください。

 

この記事を読めば、プロが何をしていて、どうやってセンスを身につけていっているかが分かりますので、ぜひ参考にしてください。

デザインは「確実に届けるように」する

反復イメージ

デザイン=アートではありません。

デザインは、

 

「どうしたら上手く意図を届けられるかを予測しながら設計する」

 

ことです。

 

一旦、頭の中から「アート」というワードは切り離しておきましょう。

 

「アート」と「デザイン」の根本的な違いは、

 

  • デザイン=そのために「どんな人に」「何を」「いつ」「どこで」「どうやって」届けるのかを設計する
  • アート=見る側のことを意識せず、自分はこう思うというモノを表現し、見る側の感じ方に委ねる

 

です。

 

例えば、見る側への意識はなし、とにかく自分の世界観や表現だけで広告をデザインしたとします。

さて、これで商品が売れるかというと、おそらく売れないと思います。なぜなら、「伝える」ということを考えていないからです。

 

見る人に意図が伝わるデザインをする=「デザインセンスのある人」

 

デザイナーは、見る側がどう感じるか、ということを予測しながら、どういう表現をすれば目に入りやすいか、見やすいか、反応してくれるか、ということを常に考えます。

まずは、アート的なことは頭の中から一旦切り離して、「伝え方」をどうするか考えましょう。

 

これでセンスは身につく!デザイナーが行なっている不変のルーティン

数値化

プロのデザイナーが行なっているルーティンは、とにかく「インプット」「アウトプット」です。

稀に天から良いデザイン案が降ってくることはあります。ただ、それは本当に稀なことです。

それだけに期待をすることができないので、

 

  1. インプットする
  2. どうしてその雰囲気になるのかを調べる
  3. アウトプットする
  4. フィードバックを得る

 

このようなシンプルなことをルーティンにしています。

 

こちらの記事も合わせて読むと、さらに理解が深まります。

>>関連記事:デザインがパッとしない理由 観察と言語化が足りていないかも⁉︎

1.たくさんのデザインを見てインプットする

開発秘話

良い作品や参考例を見ることで、「見かた」が正しくなります。

 

・自分が好きなテイストはどんな感じなのか
・こういう表現をすれば目に飛び込むのか
・これから取り組む案件では、この方向でテイストを考えるのはやめよう

 

など、いろいろな角度から考えられるようになります。

 

私が最初の頃にやっていたのは、自分の好きなデザインテイストを知ることからでした。
最初はホント単純に好き嫌いで選ぶという感じで、自分はシンプルでポップな表現が好きと分かりました。

見る目を養えますので、どんどん良い作品を見ましょう。

インプットが簡単にできるオススメは「Pinterest」です。見ているだけでも相当勉強になりますし楽しいです。

参考例をたくさん見てインプットして、こういう方向性ならこういうテイスト、こういうあしらいで、などを正しくアウトプットできるよう、いくつものネタを貯めていきましょう。

2.どうしてその雰囲気のデザインになるのかを調べる

観察

どうしてこの雰囲気を出せるんだろう、と「理由」を探ってみましょう。

探っていくと、いろいろなことに気づくと思います。

 

・配色
・フォント
・写真や図の配置
・レイアウト構図

 

など、良いと思ったり、特徴を掴んだり、ということをたくさんやりましょう。

オススメなのは、「100%トレース」です。

完全コピーを作ることで、しっかりと原因や理由を「数値で確認」できるからです。

こちらに詳しく書いていますので、参考にしていただけると嬉しいです。

デザインがパッとしない理由 観察と言語化が足りていないかも⁉︎

3.デザインをアウトプットする

吸収したことを実践してみましょう。

マネしたいようなデザインに出会えたら、マネして作ってみてください。

これをすることで、あなたのデザイン力はグーンと伸びていきます。

 

Illustratorを使えないんですが…
絵を描くのがヘタなんで恥ずかしいのでイヤなんですが…

 

アウトプットは手書きでも良いし、ヘタでも全然良いです

 

目的は、デザインソフトで仕上げることでも、上手く描くことでもなく、

 

「アウトプットする」=雰囲気と表現を自分の中にストックする

 

ことでして、上手い下手は考える必要はありません。

「俺って味のある絵を描くよなー」と、こう考えると良いです。

描き貯めていくと、不思議と愛おしくなったり、当時の記憶が蘇ったりして楽しくなるのでオススメです!

どんどん描きましょう。

4.デザインを見てもらってフィードバックを得る

そして、デザインしたものをきちんと他人に見てもらうと良いでしょう。

意外と恥ずかしかったり、ネガティブな意見も出て来たりするので嫌がる方も多いのですが、

 

あなたが作る本番の広告は、それ以上の多人数に見られる

 

わけです。

最初に数人見られることに絶えられないと、とても世に出せません。

ですので、ここで勇気を出してきちんと他の人に見てもらって、もらった意見を受けて、また参考になるデザインを探す。という、結局はインプットとアウトプットの繰り返しです。

デザインセンスを身につけるなら、

 

  1. インプット=引き出しの数
  2. どうしてその雰囲気になるのかを調べる
  3. アウトプット=マネして実際にデザインする→手書きでもOK!ヘタでも全然OK!
  4. フィードバックを得る

 

ということをシンプルに、とにかく繰り返すことが遠回りに見えて成長する一番の早道です。

誰でもできる!デザインのインプットを増やす簡単な方法

インプットをする最も良い方法は「Pinterest」を見ることです。

たくさんのデザイナーさんの良い作品を簡単に探せることと、何より見ていて楽しいので、飽きません。

 

毎日15分でいいので、Pinterestタイムを作って他のデザインを見ましょう。

 

画像や動画を、「カテゴリー別にボードにまとめる」ことができますので便利です。

デザインの画像をまとめて自分の好みのデザイン集を作ったり、こういう面もPinterestの魅力です。

例えば「シンプル」「ナチュラル」「ポップ」など自分なりのカテゴリーを作って保存できるから、気に入ったものをカテゴリーごとに保存してまとめて、後からゆっくり参考にする、なんて使い方で重宝しています。

 

私は毎日、朝出社してから必ず15分くらい眺めて「うわー、今日も良いデザインに出会えて幸せ!」「くそー、俺もこんな感じで作りたい!」といろんな感情で見ています

ただのインプット作業だとほとんど苦行なので、最初は好き嫌いから分けて楽しみながら、感情の動きを楽しみながら、インプットするクセを身につけていくと良いかと思います。

まずは「Pinterest」を使って眺めることから始めましょう!

そして良いと思ったデザインは、実際にマネして作ってみると、確実にそれが自分のアイデアストックになります。

まとめ

まとめ

センスを身につけるためにデザイナーが行なうべき不変のルーティンとは、

 

  1. 「Piterestタイム」を15分だけ作ってインプットする
  2. マネして実際にデザインする→手書きでもOK!ヘタでも全然OK!アウトプットする
  3. なぜその雰囲気が作れるのか理由を調べる

 

です。

「センスがあるからデザインできる」ではありません。「デザインできるセンスを身につける努力をしている」が正解だと思います。

 

「デザインするための行動」をするから、デザインできる

 

ぜひそういう意識を持ちましょう。

インプットしたものを実際に手を動かしてマネして作ってみると、不思議とそれが自分のモノになります。

すぐに実践で使えるモノ=デザインのストックを、この方法でどんどん増やしていってくださいね!

 

デザインの基礎的なことをもっと深く知りたいなら、以下の3冊がオススメです。

広告デザイン初心者にオススメ!基本を押さえられる3冊

1.『ノンデザイナーズ・デザインブック』

ハッタン
オススメ度 5 いやそれ以上!

ハッキリ言いますとこれはバイブルです、聖書です。

著者が日本人ではなく参考例も外国の広告ですが、日本の広告例だと、広告内容を見てしまったり穿った目で見てしまったりするので、むしろ外国の参考例の方がイメージ的に頭に入りやすかったりします。

翻訳した本なので日本人の言い回しと違い、良く読まないと意味が理解できない箇所もあります。

なのでじっくりと読むことなるので、嫌が応にも頭に入ります。それがこの本の一番良いところかもしれません。


2.『けっきょく、よはく。』

デザイン初心者が陥りやすいこと、「埋め尽くす」について、そうではなく空白を活かすとこんなにも目への飛び込み方が違うでしょ、と実例を紹介しながら丁寧に解説してくれています。

デザイン例をたくさん掲載しているので、僕はデザイン案やレイアウト案に詰まった時にも見ては肥やしにしています。


3.『なるほどデザイン』

ハッタン
オススメ度 3.5

初心者にはとても取っつきやすい内容で、「デザイン=楽しい」をテーマにしている本です。実際に楽しくなります!

難しい理論的なことを出来るだけ専門用語を使わないで馴染みのある言葉で説明しています。

各ページとも非常にデザイン性が高く、見ているだけで表現の肥やしになって、よし!マネして作ってみよう!と思わせてくれるのでオススメです。

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