整列MV

【初心者向け】ラインの意識できれいになる!広告デザイナーが覚える基本「整列」とは?

整列MV
なんか整っていない感じがする、、、
バラバラな印象、、、

これは、ラインを意識したレイアウトになっていない場合が多いです。

今回ご紹介する「整列」のしくみを覚えれば、バッチリとまとまってきれいな印象になります。
さらに、「近接」のしくみと組み合わせると、名刺のレイアウトはとりあえずできるようになりますので、最後まで読んでみてください。

「近接」についてはこちらを見てみてください。

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近接MV

 

広告デザインの基礎その2「整列」とは?

整列とは「意識的に整列をさせて一体性と組織化」を図ることです。

やってしまいがちなのは、他の要素との関連性をあまり考えずに、その空間を文字情報や画像などを使って埋めようとすることです。

 

広告デザインでいう「整列」とは、単に綺麗に整列させるだけではありません。

 

ページ上のすべての項目が、他の要素と視覚的に関連するような状態にする = 一体性

 

これを目指していきましょう。
一体性を持たせると、

例えば離れたところに配置しても、それぞれの要素を結びつける「イマジナリーライン(想像上の線)」で繋がります。

それらが関連し一体化されているように見せることが可能となります。

 

実際に実例を見ていきましょう!

 

直線を意識して「整列」させるだけでデザインが引き締まる

直線

単純に直線で「整列」させただけで、きれいに整い、良い印象のものが出来上がります。

直線は無意識にとても力強い印象を与えます。まずは、この直線を意識すること大切です。

整列名刺aまずこれは失敗例です。

これですと、情報がバラバラで目線を何度も移動させないといけません。名前はズバリ目に入るかもしれないですが、バラバラで美しくない。。。

 

それぞれの要素のイマジナリーラインがどう見えるか

 

この点に意識を向けてみましょう。

実際に線を引いて見ると、バラバラですね。。。

整列名刺b
このように揃えてみるとどうでしょうか。
整列名刺c

これは、右端にまっすぐなイマジナリーラインを作った例です。

こうすれば、一気にまとまりが出て、美しく力強い印象になったと思います。

さらに、「近接」も使い、関連情報を近づけ、別グループ(名前)と距離を離しています。

見えない直前で繋がっているから一体性もあります。空白が十分にできたことで、これらの情報はシンプルに美しく目に飛び込んだはずです。

 

整列方法を1つ(右寄せ)し直線を意識するだけで、一体性と力強さが出せます

「脱センターレイアウト」で、一歩進んだレイアウトを!ただし注意あり

センターレイアウト

イマジナリーラインで要素同士を繋げれば、一体性のあるものにすることは理解できました。

次は「脱センターレイアウト」を目指してみましょう。

 

センターレイアウトは、失敗の少ないレイアウト方法です。フォーマル、静か、普通、という感じです。

具体的に見ていきましょう。
センターレイアウトaこれはセンターレイアウトの例です。

間違いではないですが、この広告は、内容的に男性向けなので力強さが欲しいところです。

もう少しメリハリ的な感じにしたい場合、このようにしてみます。

センターレイアウトb
まっすぐなイマジナリーラインを右端に設定すると、まとまりが出ました。

さらに、余白ができたので、人物イメージカットを入れることでデザイン性がグッと上がったと感じられると思います。

もちろん、「近接」で関連する情報は近づけてグルーピングすることを忘れずにしましょう。

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ここで注意があります。

すべて「脱センターレイアウト」すれば良いのか、というと必ずしもそうではありません。

逆の場合もあります。
センターレイアウトd
これはどうでしょうか?

センターレイアウトで、しっくりきています。

イマジナリーラインを見てみましょう。

両端に緩やかなカーブのイマジナリーラインが出ています。曲線なので力強さは直線に比べて弱いです。

弱いからダメなのか?と言うとそうではありません。この広告は、「化粧水の広告」です。

 

内容が「誰」に向けたものなのかを判断して、適切なイマジナリーラインを作ることが大切

 

化粧水はどんなイメージはハードなイメージより、柔らかい繊細なイメージです。

ですので、センターレイアウトで、曲線の出来るイマジナリーラインがうまくはまる、という訳です。

 

直線で揃えてしまうと以下のようになります。

センターレイアウトc

パッとしなかったり、上手くはまらなかったりしますので注意しましょう。

 

まとめ

まとめ

「整列」とはその名の通り、キレイに整列をさせるだけなのかと思いきや、情報同士を見えない線でつなぎ、さらにレイアウトにも絡む重要な要素です。

 

・整列の目的は、イマジナリーライン(想像上の線)でページ内の情報を一体化させること
・整列はレイアウトに大きく絡む
・「脱センターレイアウト」にするのではなく、シーンに合った適切なイマジナリーラインを作るように!
・「近接」を忘れずに!

レイアウトに絡むので少し難しいかもしれませんが、離れていても揃えれば情報は一体化出来ます。

どの位置に何の要素を置いて、どう「整列」させるか、意識的にこれを繰り返せば、色々な要素の適切な配置もわかってきます。

 

「近接」と「整列」だけで、名刺作りは出来るので、ぜひチャレンジしてみてください!

デザインの基礎的なことをもっと深く知りたいなら、以下の3冊がオススメです。

広告デザイン初心者にオススメ!基本を押さえられる3冊

1.『ノンデザイナーズ・デザインブック』

オススメ度 5 いやそれ以上!

ハッキリ言いますとこれはバイブルです、聖書です。

著者が日本人ではなく参考例も外国の広告ですが、日本の広告例だと、広告内容を見てしまったり穿った目で見てしまったりするので、むしろ外国の参考例の方がイメージ的に頭に入りやすかったりします。

翻訳した本なので日本人の言い回しと違い、良く読まないと意味が理解できない箇所もあります。

なのでじっくりと読むことなるので、嫌が応にも頭に入ります。それがこの本の一番良いところかもしれません。

2.『けっきょく、よはく。』

デザイン初心者が陥りやすいこと、「埋め尽くす」について、そうではなく空白を活かすとこんなにも目への飛び込み方が違うでしょ、と実例を紹介しながら丁寧に解説してくれています。

デザイン例をたくさん掲載しているので、僕はデザイン案やレイアウト案に詰まった時にも見ては肥やしにしています。

3.『なるほどデザイン』

初心者にはとても取っつきやすい内容で、「デザイン=楽しい」をテーマにしている本です。実際に楽しくなります!

難しい理論的なことを出来るだけ専門用語を使わないで馴染みのある言葉で説明しています。

各ページとも非常にデザイン性が高く、見ているだけで表現の肥やしになって、よし!マネして作ってみよう!と思わせてくれるのでオススメです。

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